人狼ミステリー小説発売、映画化も

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今人気のコミュニケーションゲーム『人狼』をテーマにしたミステリー小説『人狼ゲーム』が本日、竹書房から発売された。定価680円。著者は川上亮氏。小説の執筆だけでなく、『キャット&チョコレート』などカードゲームのデザインも行なっている。

高校二年生の愛梨は、バイトの帰りに何者かに拉致される。目覚めると、周囲には円を描くように同じ高校の制服を着た男女が座っていた。そして、首には何の目的か分からない首輪がはめられていた。不可解な状況に戸惑う愛梨たち。すると壁に掛けられたモニターが光り、「人狼ゲーム」と表示され、『皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイしていただきます。拒否権はありません。これは、特別な方々を楽しませるためのショーです。この場で起きるすべての出来事は撮影され、中継されています』と告げられる。
「人狼ゲーム」とは、プレイヤーが村人と狼に分かれ、それぞれがある種の条件の下にお互いを当てるというもの。しかし、このゲームでの”負け”は”死”を意味していた……。何故、彼ら彼女らはここに集められたのか? そして、生き残るのは誰か……生死を賭けたゲームが、いま始まる――。

この小説は、今秋に映画化されることが発売前から決定している。人狼イベント、人狼シアター、フジテレビ、日本テレビに寄る地上波放送、幻冬舎エデュケーションによる製品版の発売。夏のコミックマーケットではプレイ中に流すBGM集が頒布される。多方面に展開している人狼の動きは、昼も夜も目が離せない。
竹書房:人狼ゲーム

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