ホビージャパンは7月上旬、フランスのカードゲーム『花火(Hanabi)』多言語版を発売する。2~5人用、8歳以上、30分、1680円。
花火大会で、火薬と導火線と発射薬が誤って混ざってしまった。花火大会はすでに開始されパニック寸前! プレイヤーは花火師となり、互いに協力して、大惨事を防ごう。そのためには、同じ色の花火カードを数字の順番に並べなければならない。見事な花火を無事打ち上げることはできるか。自分の手札は見ることができず、すべて仲間から教えてもらう。花火大会成功の可否は、お互いの助けあいにかかっている。
作者は『世界の七不思議』『星の王子さまボードゲーム』のA.ボザ。親日家で来日経験もあり、『タケノコ』『東海道』など日本をテーマにした作品を発表しているフランス人デザイナーである。この作品は2010年に『花火と生け花(Hanabi & Ikebana)』として発表され、翌年にカクテルゲームズ(フランス)が『花火』だけを独立して出版。現在ではアメリカ、ドイツ、スペインでも発売され、スペイン年間ゲーム大賞最終候補、エッセン・シュピールでの人気投票スカウト・アクション6位と高い評価を得ている。
国内では『花火と生け花』とカクテルゲームズ版が流通していたが、今回の多言語版は、日本語・韓国語が含まれ、カードのデザインも富士山と天橋立があしらわれたものに一新されている。