アークライトは本日、動物サイコロを振ってお金を稼ぐダイスゲーム『荒野の1ドルペンギン(A Fistful of Penguins)』を発売した。J.フランクリン作、1〜6人用、8歳以上、15〜60分、2730円。
コンポーネントの美しさに定評があるワッツァルポーグ社(アメリカ)が昨秋発売した作品。ゲームストアバネストなどから『一握りのペンギン』というタイトルで発売されていたが、この度改めてアークライトが日本語版を制作した。
特製ダイスには、いろいろな動物の目が描かれており、動物園のために、動物を集める。ただ同じ動物を揃えるだけではなく、組み合わせにも注意しなければならない。
ヘラジカはリスたちとたわむれるのが好き。ライオンは皆に怖がられるので、他の動物たちは逃げてしまう。カンガルーとラクダは人気者でできるだけ多く捕まえたいところだ。そしてタイトルにもなっているペンギンは大切な相棒(追加ダイス)になってくれる。それぞれの特性に応じてどの動物を取るか、ダイスを振るたびに悩ましい。
さらに上級ルールを足すことでプレイヤー間の取引も可能になり、初心者から上級者まで楽しめる作品となっている。動物の目のダイスと、クリスタルのペンギンコマの可愛らしさもポイントだ。
・アークライトゲームズ:荒野の1ドルペンギン