アークライトは本日、隔月刊のボードゲーム専門誌『GameLink』10号を発売した。2,940円。
今号は力を合わせて戦う協力ゲーム特集。ホラー、SF、ファンタジーというテーマ別に3タイトルずつ紹介し、さらに『パンデミック』と『キャメロットを覆う影』を掘り下げる。
新作ゲームレビュー21タイトルでは、うち8タイトルが日本語版・国産となり、ボードゲームの盛り上がりを感じさせる。さらに、ゲームマーケットの新作特集で5タイトルに、寺島由人氏(『テラフォーマー』)のインタビューも行われている。
ゲーム攻略では『蒸気の時代』『クォーリアーズ』『ドミニオン:収穫祭』『サンダーストーン:宿命の軍団』を詳しく取り上げる。
付録は澤田大樹氏(『スクエア・オン・セール』)のオリジナルゲーム『いつか王子様が』。ファンタジー世界でモンスターやほかのキャラクターと戦いながら評判の高い相手と結婚することを目指す多人数(4〜6人)ボードゲーム。ほかに『サンダーストーン』の英雄「クラン」、「デス・センチネル」「ブレード・トラップ」日本語カード、『ブランノワール』スペシャルカード「ブランノワール」、『エンドブレイカー!SCG』ジョブカード「魔想紋章士」が付く。
「等身大のゲーム」(フーゴ・ハル氏)はペットショップ店員が『ファウナ』をプレイし、、「ボードゲームに恋して」(シャッツキステ)は『はやぶさ君の冒険』を取り上げ、「やぽんぶらんど通信」(川崎晋氏)はげーむの作り方講座など、連載も充実(私も「最新ゲーム事情」として『クゥワークル』のドイツ年間ゲーム大賞受賞を取り上げています)。
次号から季刊に戻り、ページ数増量で冬の発売となる。発売までしばらく間が空くので、バックナンバーを読み返しておこう。
・アークライト:ボードゲーム情報誌GameLink