去る6月12日に東京・浅草で行われたゲームマーケットの参加者が、3000名にのぼることが主催者発表で明らかになった。昨年の2200名から3割以上の増加となる。
梅雨入りした東京では、降水確率の高い日が続いていたが、当日は晴天に恵まれた。会場となった東京都立産業貿易センター(台東館)の4階と5階では、開場前から100人以上の行列ができ、会場と同時に販売数の少ない人気ブースに殺到。開場後も入場者は増え続け、会場はどんどん熱気で包まれた。
ゲームマーケットの参加者は増加の一途をたどっている。2007年に初めて1000人を超えてから、過去3年で1200人、1500人、2200人と急増。今年は4年前の3倍、2年前の2倍という数字である。増え続ける参加者に、主催のアークライト社も会場の増設を検討し始めた模様だ。
昨年の急増は『ドミニオン』人気が一因となったが、今年の急増は震災の影響による節電の呼びかけで、電気を使わないボードゲームが脚光を浴びていることも影響していると見られる。
今年からゲームマーケットは年2回の開催となるため、次回は「ゲームマーケット2011秋」で11月27日(日)に行われる。
・ゲームマーケット:ゲームマーケット2011春は無事終了いたしました