鬼のいぬ間に食事
荒野でハゲワシが食事を取り合うドイツのゲーム。食事に時間がかかっていると、ほかのハゲワシもやってきて横取りされてしまうかもしれない。
裏向きに並んだ砂漠カード。この中に食料が隠されている。自分の番になったら、ハゲワシを移動して、そこにある砂漠カードをめくる。ハズレがほとんどだが、中にはエサとなる動物の死骸が発見される。
エサには、一度の食事で手に入る満腹ポイントが書いてあり、そこにとどまることで毎回少しずつ入るようになっている。大きいエサほど食べるのに手番数がかかるようになっている。
エサが見つかると、上昇気流カードをめくったり、満腹ポイントを消費したりしてほかのハゲワシも集まってくる。ハゲワシが到着すると、カードをめくってチキンレースでデュエル。好きなだけカードをめくって9に近いほうが勝つが、10以上はバーストしてしまう。勝ったらエサを横取り! 負けた方はすごすご退散しなければならない。
エサの数は少なく、探すより横取りに行ったほうが効率がよい。でも決闘に勝てるかどうか、まさにサバイバル。私は序盤で美味しいエサを見つけてパクパク。karokuさんが何度も襲ってきたが死守して勝利。そのころふうかさんは、隅っこのほうで小さいエサをしっかり食べていたが及ばなかった。
食べ物の恨みは恐ろしいというが、食べ物をめぐっての決闘がバースト勝負となると本当に燃えるものだ。カードを折ってハゲワシのコマにするのがカッコいい。
Unter Geiern
M.ニーツァー(Michael Nietzer)/ゲームヘッズ(Gameheads)2010年
2〜6人用/10歳以上/30〜45分
ゲームストアバネスト:ハゲワシは舞い降りた
ふうかのボードゲーム日記:ハゲワシは舞い降りた