アークライトは20日、クトゥルフ神話のボードゲーム『アーカムホラー(Arkham Horror)』完全日本語版を発売した。1〜8人用、13歳以上、2〜4時間、6,720円。
1987年に発売され、ファンタジーフライト社(アメリカ)がリメイクした協力ゲーム。現在9ヶ国語で発売されている。
架空の街アーカムを舞台に、私立探偵や考古学者、医師など、さまざまな能力をもった16人の探索者からキャラクターを選び、街に起こる怪異を撃退しつつ、クトゥルフをはじめとする邪神の覚醒を止める。仲間・アイテム・武器・呪文を獲得し能力を上げ、モンスターを倒していくが、最終的な目的は異次元からの入り口がこの世につながるのを防ぎ、世界を救うことだ。
アークライトではカードゲーム(LCG)やTRPGなど、クトゥルフ神話シリーズを多く手がけており、これに協力ゲームという新しいチャンネルが加わったことになる。クトゥルフ神話ファンだけでなく、一般のボードゲーム愛好者への広まりも期待される。