クイビックス(Quibbix)

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もっと欲張るか、妥協するか
配られたアルファベットタイルでできるだけ長い単語を作るワードゲーム。1981年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。84年にラベンスバーガー社から再販されている。
裏にしたタイルから、第1ラウンドは各自10枚引く。5分の制限時間以内に、この10枚を組み合わせて単語を作る。手持ちがない文字は、タイルを裏返しにしてもよいが、その分だけ得点は減る。得点は、1単語だけタイルのドット数の2倍、残りの単語はドット数。なのでドットの多いX,Y,Zを取り入れて、できるだけ長い単語を1つ作るのが得だ。
得点を記録したら第2ラウンド。新たに5枚加えて、15枚で同じように単語を組み立てる。5分経って得点計算したらまた5枚追加。最終ラウンドは20枚で作る。3ラウンドの合計点数が多い人が勝ち。
ほかの人との絡みはないし、1人で遊ぶこともできる。まさに自分との勝負。一度組み合わせた後、もっと長い単語はないかと欲張って崩しているうちに、制限時間になってしまうことも。
妻と勝負。第3ラウンドで会心の「OPPOTUNITY」が出来上がり82点で勝利した。箱の中にドイツ人が遊んだ記録があったが、それよりも上回っていたので嬉しい(子供かもしれないが)。
『スクラブル』系と違って、有名人や一般的なものなら固有名詞や略号もOKなので作りやすいように見えるが、タイルが限られているので容易でなかった。『ワードバスケット』のカードを使って、似たようなゲームが日本語でできないだろうか?
Quibbix
G.オバーマイアー/ラベンスバーガー(1984年)
1〜6人用/12歳以上/20分
(絶版・入手難)

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