3月4日、カンヌ国際ゲーム祭にて、フランス年間ゲーム大賞が発表され、『イダンティク(Identik)』が大賞に選ばれた。2月中旬に『シャドウハンターズ』などノミネート11タイトルが発表されていた。
『イデンティク』はアメリカのブレインコッグ社が発売した『描写(Portrayal)』のヨーロッパ版。親が描いた絵を見て、みんなが絵を描いた後、予め決められていた基準を公開し、それに合う絵に得点が入るというお絵かきパーティゲームである。
例えば「びっくり箱」というお題であれば、出てきた人形に指がある、バネが時計回りなどの基準がある。絵を描き終わったら、絵を交換しあって採点する。言語依存、文化依存度が高く、日本ではそのまま遊びにくい。
フランス年間ゲーム大賞は昨年『ディクシット』を選んでおり、2年連続のパーティゲームとなった。キッズゲーム部門では『オオカミと七匹の子ヤギ(Cache Moutons)』、特別賞に『スモールワールド(Small World)』が選ばれている。
・TGW:フランス年間ゲーム大賞2010ノミネート