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レオナルド(Leonardo)

絵を飾って価値アップ レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍したイタリアの都市を舞台に繰り広げるモノポリー。12面ダイスで移動し、止まったマスが誰かのものならばお金を払い、誰のものでもなければ権利書を買う。誰かが止まったときにもらえるお金は購入価格の半額だが、絵を買えば買うほど値上げできる。 イベントマスは…

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トランペット(Trumpet)

戻すルールで白熱 トリックを取ってコマを進めるレースゲーム。タイトルはトランプ(切り札)と楽器のトランペットをかけているのだろう。 マストフォロー※1でトリックテイク※2をして、取った人が自分のコマを進める。紋章のあるマスに止まるたびに切り札のスートの指定ができ、6つのスート※3で切り札のランクが決…

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アラカルト・カードゲーム賞2009も『ドミニオン』、三冠達成

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』はホームページで今年のアラカルト・カードゲーム賞を発表した。50名の専門家の投票によって選ばれた今年のベストカードゲームは『ドミニオン』。ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞1位とあわせて史上初の三冠を達成した。 アラカルト・カードゲーム賞はドイツゲーム賞と…

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読書の秋、ボードゲーム本続々

今月は久しぶりのボードゲーム関連本の出版が相次ぐ。 『ゲームリンク』(Shoot the Moon)は新しいボードゲーム情報誌。創刊号となる今回の特集「No Game No Life!」では、ボードゲーム業界の有名人やサークルの代表などが自分のメモリアル・ゲーム!を披露する。国内だけでなく、M.シャ…

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カルタッチョベースボール(Kartacio Baseball)

>攻守同時の妙 今年になって発売された2人用のライトなカードゲームシリーズ。いずれもスポーツをテーマにしており、余計な要素を削ぎ落としてテンポのよさを生み出している。 スポーツをテーマにしたボードゲームはデザインが難しいという。スポーツがもつスピード感やテンポが、ボードゲームではどうしても損なわれて…

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スリーセブン(Gamble 7: Three Seven)

補充でバッティング ブラフも交えて手札にある「7」のカードの数を競うゲーム。これも今年のゲームマーケットでカワサキさんが発売したギャンブルゲーム集のひとつ。タイトル通り7つのゲームが入っているが、いずれもニヤリとさせられる仕掛けがあって素晴らしい。きっとアメリカやドイツでもウケるだろう。 始めに参加…

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ビットイーン・ベット(Gamble 7: Between Bet)

ぴったりの快感 場に並んだカードの数字を見て、中間になるようチップを張るゲーム。今年のゲームマーケットでカワサキさんが発売したギャンブルゲーム集のひとつだ。『いい線行きまSHOW!』にも通じるところがあって面白い。 場に並ぶカードは7枚。このうち4枚は伏せられている。3枚のカードを見て、競りを行う。…

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考古学カードゲーム(Archeology)

山師泣かせの砂嵐と泥棒 エジプトのお宝を集めて博物館に売りつけるカードゲーム。オーストラリアゲーム賞を受賞した作品を、アメリカのズィーマンゲームズが版権を取って出版した。ズィーマンゲームズはほかにも東欧や日本のゲームなど、非ドイツゲームの発掘に力を入れている。 このゲームも、遊んでみると非ドイツゲー…

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マハラジャ(Maharadscha)

追いはぎ上等 世界各国の宝石を、手下を使って集めさせるゲーム。ほかの人に先に取られた宝石は、追いはぎをして集める。それでいいのかマハラジャ? 自分のコマは4つあり、どれを動かしてもよい。ただ宝石を取るにも追いはぎをするにも、ちょうどの数で止まらなければならない。コマはサイコロで進めるが、1〜3しか出…

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ふくろのネズミ(Knalle Kanalratte)

まんまと一杯食わされた タイルに隠れた泥棒ネズミをめぐって、推理とブラフで追いかけっこするゲーム。子供が遊べば素直な推理ゲームになるものを、大人が遊ぶことで高度な心理戦が楽しめる。作者はフランスのR.フラガ。私が大好きなデザイナーの一人だ。 1人が逃げる役で、残り全員が追いかける役だ。まず追いかける…