8月10日にノミネートが発表されていた国際ゲーマーズ賞(IGA)の大賞作が選ばれ、9月26日に発表された。欧米9カ国の審査員が選んだ大賞作は『ルアーブル』。作者のU.ローゼンベルクとメーカーのルックアウトゲームズは、昨年の『アグリコラ』に続き、2年連続の栄誉に輝いた。
IGAの最終選考は、審査員が1人1票で投票し、過半数になるまで下位を落としては再投票を繰り返す仕組み。『ルアーブル』は1回目の投票から1位となり、2位の『オートモービル』と『ドミニオン』を終始圧倒した。
『ルアーブル』はフランスの港町を舞台に、建物や船を建設し、品物を交易して財産を増やす建設ゲーム。たくさんの建物が出てくるタイミングや組み合わせ、さらに毎回少しずつ出てくる特別の建物の使い方によってゲームの展開が毎回異なるゲームで人気を博している。日本ではすでに国内発売されているが、ホビージャパンが日本語版を発売する予定だ。
2人用カテゴリーでは、太鼓を舞台にした陣取りゲーム『デイ&ナイト(Day & Night)』が選ばれた。
International Gamers Awards:Recipients Announced for 2009 International Gamers Awards – General Stragety Category