フランスのゲームデザイナー、B.フェデュッティ氏は知り合いを集めて「ルドパティック」というゲーム会を毎年開いている。13回目となる今年のレポートが、フェデュッティ氏のホームページで掲載された。
レポートによると、新作の中で一番多く遊ばれていた作品は『ズーロレット(Zooloretto、アバクス)』と『テーベの東(Jenseits von Theben、クイーンゲームズ)』、3番目に『コロッセウム(Colosseum)』だったという。またフェデュッティ自身のヒット作として『サッカーリグレット(Ligretto Football)』、『ベガス・ショーダウン(Vegas Showdown)』、そして『ヒーロースケープ(Heroscape)』を挙げている。
ゲームデザイナーも15名ほどが参加し、思い思いの試作品をテストプレイしあった。フランス人デザイナーにはフェデュッティ氏と仲のよいB.カタラ氏、S.ラジェ氏のほか近年ではL.モーブラン氏(『キャッシュ&ガンズ』)、S.ポーション氏(『イスファハン』)なども次々と新しいゲームを発表しており、このテストプレイからまた注目の新作が生まれそうだ。
このほか、各自5ユーロ紙幣をもってその番号を競う『紙幣ライアーズダイス』の大会や、屋外の広い場所で行う『キャッシュ&ガンズライブ』など、遊び心満載のイベントがいっぱい。参加者は思い思いに楽しんだようだ。
・XIIIèmes Rencontres Ludopathiques Etourvy 20-22 avril 2007