ドイツのゲームサイト・Pöppelkisteのディット夫妻が主催するゲーム会「オーバーホフゲーム会」で遊ばれた新作から、参加者の評価を集計したリストが発表されました。このゲーム会はイースターを利用し、新作だけを集めて大人から子どもまで約200名が遊ぶもので、今年で5回目となります。
結果は2位に2倍以上差をつけダントツでルイ14世が1位。難易度の面から年間大賞は難しいとしても、ドイツゲーム賞の声が早くも上がっています。意外な結果に終わったのがバベルの塔。期待とは裏腹に10位以内にも入りませんでした。2位には時間制限パターン認識ゲームのウボンゴが入っています。
このリストは実際に遊ばれたリストであることから先の「特別勝利ポイント・期待作リスト」よりも信頼のおける評価となっています。ただし、ゴー・ウェストや魔法のほうきなど、未発売のものもありますので順位はまだ流動的です。
今年の傾向として短時間で終わるゲームが増え、1つのゲームをメンバーを変えて何回も遊んだりしたといいます。家族ゲームを目指すメーカーとしてプレイ時間の短縮は意図的なものと考えられますが、長時間ゲームを楽しみたい愛好者にとっては物足りないようです。(Pöppelkiste)
【オーバーホフゲーム会人気リスト】
1位:ルイ14世(Louis XIV / R.Dorn / alea)
2位:ウボンゴ(Ubongo / G.Rejchtman / Kosmos)
3位:ナイアガラ(Niagara / T.Liesching / Zoch)
4位:ダイヤモンド(Diamant / B.Faidutti & A.R.Moon / Schmidt)
5位:アマゾン(Amazonas / S.Dorra / Kosmos)
以下オーストラリア(Australia)、ツァバンドールの王笏(Das Zepter von Zavandor)、ソロモン王の財宝(König Salomons Schatzkammer)、乗車券ヨーロッパ(Zug um Zug Europa)、マニラ(Manila)