ゲームデザイナーのA.R.ムーンは4月12〜20日までの9日間にわたり、今年14年目となるゲーム会「ギャザリング・オブ・フレンズ(Gathering of Friends)」をアメリカ・オハイオのコロンバスグレーターコンベンションセンター(※オリジンの会場にもなっているホール。情報提供:バネスト中野様)にて開催しました。ゲームサイト管理者や一般ゲーマーを集め、ホテルに缶詰で何日も遊び続けるゲーム会で、ニュルンベルクで発表されたばかりの新作が多数プレイされた模様です。参加したB.フェドゥッティによると「コロレット(Cololetto / M.Schacht / Abacus)」「バルーンカップ(Ballon Cup / S.Glenn / Kosmos)」が好印象だったとのことです。
また、4月25日から27日までの3日間には、同じくゲームデザイナーのB.フェドゥッティが今年9年目となるゲーム会「ルドパティック・ギャザリング(Ludopathic Gathering)」をフランスのとあるシャトー(写真)で開催します。こちらは試作品のテストプレイや、トーナメントが行われる予定です。
日本でもサークルのゲーム合宿はいくつか行われていますが、デザイナーが人脈をたどってゲーム会を開催するというスタイルはありません。デザイナーという強力な求心力があり、またゲームを通した人間関係が成熟している表れと見ることができるでしょう。(Terminal City Gamers, Les jeux de Bruno Faidutti 03/04/22)
〈関連リンク〉
・ギャザリング・オブ・フレンズのレポート
・「バルーンカップ」などがプレイされた12日
・「アムンレー」「氷河期」などがプレイされた15日
・「マグナ・グレキア」「コロレット」などがプレイされた16日
・昨年のルドパティック・ギャザリングの様子
・会場となっている村
・トーナメントの風景
・遊ばれたゲーム