★ガイア・プロジェクト(Gaia Project)
ゲームデザイン・H.オスターターク&J.ドレーゲミュラー、1~4人用、14歳以上、60~150分。
『テラ・ミスティカ』宇宙へ。同じデザイナーコンビが続編として制作した戦略ボードゲーム。各プレイヤーは14種族の1つを担当し、ある星系の惑星を開拓する。いろいろな建物を建設し、いろいろな方法で価値を高め、資源やアクションを増やす。テラフォーミング、人工知能、経済など6つの研究領域があり、それらを伸ばすことでほかのプレイヤーよりも早く、効果的に拡大しよう。また種族に寄って能力が異なり、勝利条件が変わるほか、ゲームボードも可変式でゲームごとに数え切れない組み合わせが楽しめる。テンデイズゲームズから日本語版の発売が決定している。
★アルルの丘:交易と紅茶(Arler Erde: Tee & Handel)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク&T.ローレンツ、1~3人用、12歳以上、60~150分。
ウヴェ・ローゼンベルクによる大型二人用ゲームに拡張セットが登場。新に「紅茶と加工」、開拓の新たな選択肢である「溝」、外国との交易といった要素が加わるほか、最大3人までプレイ可能となる。テンデイズゲームズから日本語版が発売予定。
★オーディンの祝祭:ミニ拡張セット(Ein Fest für Odin: 2-Inseln-Pack Erweiterung)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、1~4人用、12歳以上、30~120分。
『オーディンの祝祭』に新たな島タイル2枚が追加される。選択肢が少し増えるだけで、プレイヤーは再び悩ましい選択を迫られることになるだろう。テンデイズゲームズから日本語版が発売予定(島タイルの表記は原語)。
★チャーターストーン(Charterstone)
ゲームデザイン・J.ステグマイアー、1~6人用、14歳以上、60分。
『大鎌戦役』で話題を集めたストーンマイヤーゲームズの新作のドイツ語版。こちらも発売前から大いに注目されている。
永遠の王によって何世紀にもわたって支配されてきた豊かなグリーングリー王国が、国境を越えて広大な土地に植民地を作るよう、市民に勅令を出した。永遠の王は6人の市民を選出し、新しい村を始めさせる。それぞれ独自の能力でチャーターストーンを作るのだ。
協力ゲームではないレガシースタイルのワーカープレイスメントゲームで、各プレイヤーは1つの村で建物を建設していく。建設された建物はゲームボードに貼付され、みんなが使えるアクションスペースとなる。はじめは選択肢も少なく、ワーカーも少ないが、そのうち選択肢の多い賑やかな村になるだろう。12ゲームのキャンペーンでゲームは終わるが、その後も世界で一つだけのワーカープレイスメントが楽しめる。必要な用具が入ってゲームをやり直せるリチャージパックも同時発売される。
★ハンニバルとハミルカル(Hannibal & Hamilcar)
ゲームデザイン・M.シモニッチ、2人用、14歳以上、60~180分。
アバロンヒルから1996年に発売された非対称ウォーゲーム『ハンニバル:ローマ対カルタゴ』の20周年記念版。ファランクス社(イギリス)が英語版をキックスターターで制作し、目標を10倍以上上回る26万ポンド(4000万円)を集めた。フォイアーラント社はそのドイツ語版を制作する(ストレッチゴールも全て入っている)。地中海沿岸の支配をめぐって戦争を繰り広げるゲームで、新しいシナリオやバリアントルールが入り、システムはシンプルになった。続編の『ハミルカル』も同梱されている。