メビウスゲームズは本日、『デジャブ(DEJA-VU)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・H.マイスター、アートワーク・タンサン、2~6人用、8歳以上、15分、2800円(税込)。
オリジナルは今春、アミーゴ社(ドイツ)から発売された作品。『グリュックス』に続き、メビウスゲームズは一般向けの好評なゲームを次々と日本語版にしている。「デジャブ」とは既視感、つまり体験してことがないのに、体験したことがあるように思うことを表すフランス語。
36種類からいくつかのイラストが描かれたカードを1枚ずつめくっていく。同じイラストが2回登場したと思ったらそのタイルを取る。カードは全体で同じイラストが2つずつしかなく、すでに取られたタイルが登場したら、そのタイルを取ったプレイヤーは間違ったことになる。
間違ったプレイヤーは0点になり、山札がなくなったときに間違わずに取ったタイルの枚数が得点。山札か予め3枚抜いており、そのタイルを取っていたプレイヤーも0点になる。3ラウンドの合計点で勝負。
3ラウンド行うと、どのラウンドで見た絵か分からなくなりどんどん混乱する。曖昧な記憶を楽しむゲームだ。コンポーネントは既発売の輸入版と変わりなく、パッケージとルールブックのローカライズとなっている。
メビウスゲームズ:デジャブ