ホビージャパンは7月中旬、話題の宝石コレクションゲーム『宝石の煌き(Splondor)』日本語版を発売する。M.アンドレ作、2~4人用、10歳以上、30分、5,000円(税別)。
昨年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたほか、ゴールデンギーク賞・ファミリー部門大賞、オリジンズ賞・カードゲーム部門大賞(ともにアメリカ)、オランダゲーム賞・ファミリー部門大賞、日本ボードゲーム大賞・投票部門1位と国際的に高い評価を得ている作品。昨年11月に日本語を含む多言語版が発売されたが、ほどなく品切れとなっていた。
プレイヤーは商人ギルドの長となり、資産である宝石を使って鉱山に投資したり、自分の船を新世界へ送り出したり、優秀な職人たちを雇ったりしていく。最後は莫大な資産をもつ後援者を得て、栄光と名声を勝ち取る。
宝石や黄金のトークンを取り、このトークンで発展カードを購入。これが威信ポイントやボーナスになる。ボーナスによりその後の発展カードを安く購入できるようになったり、貴族の訪問を受けて威信ポイントになったりする。いずれかのプレイヤーが15威信ポイントを得た時点で、そのラウンドの終了時に最も威信ポイントの高いプレイヤーが勝者だ。
簡単なルールとプレイ時間の短かさに加え、プレイするたびに変わる深い戦略性で、1回プレイするとすぐにもう1回プレイしたくなる傑作ゲーム。日本語版の発売でやっと入手しやすくなった。