ハンス・イム・グリュック社(ドイツ)は、絶版になっているボードゲーム『サンクトペテルブルク(Sankt Petersburg)』の再版を計画し、従来にない試みを行っている。
ロシアを舞台に、職人・建物・貴族のカードで得点を競うゲームが、今年で発売10周年を迎える。今年になって最初に行われたのは、箱色のアンケート。青・白・赤・緑の中から、どの色がいいかをウェブでアンケート調査した結果、緑が選ばれた。
現在行われているのは、貴族カードのモデルにするボードゲーム業界の有名人投票だ。イラストを新たに描き起こすにあたり、デザイナー、イラストレーター、その他ブロガーやジャーナリスト名を投票する。投票ページには、このボードゲームの作者であるM.トゥメルホファーことB.ブルンホファー・ハンス社長のイラストが掲載されている。
さらにこの再版プロジェクトは、ハンス社初となるクラウドファンディングで資金を集めることになっている。ドイツのボードゲームショップ、シュピーレ・オッフェンシヴにて3月21日からスタートする予定だ。
・Spiele-Offensive:Sankt Petersburg Abstimmung / Vote
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