熊本のボードゲーム専門店ゲームフィールドは9月、M.シャハトの競りゲーム『ムガル(Mogul)』日本語版を発売する。3~6人用、10歳以上、45分、3600円。
M.シャハトの個人ブランドである「シュピール・アウス・ティンブクトゥ」から鉄道ゲーム三部作として2002年に発売された作品のひとつ。1920年代のアメリカを舞台に鉄道会社の株で億万長者になることを目指す。
『ゲシェンク』のようにチップを出していって最後まで残った人が株券カードを獲得。株券カードをもっていると、同じ会社の株券カードが出るたびに配当がもらえるが、突如訪れる暴落の前に、売り抜けなければならない。
少部数製作のため幻の作品となり、中古市場で高騰していた作品。昨年から保留になっている英語版(リオ・グランデ社)とは別に、独自に契約して制作されている。デザインはオリジナル版に準拠するが、チップがプラスチック製から金属製になる。
同時に、今春のゲームマーケットでOKAZU Brandから発売され、高い評価を得た国産ゲーム『セイルトゥインディア(Sail to India)』と『パトロナイズ(Patronize)』も豪華版がそれぞれ3000円、2500円で再版される。
『セイルトゥインディア』はインドまでの販路を開拓する大航海時代のゲーム、『パトロナイズ』はイタリアが舞台のパスできるトリックテイキングゲーム。 どちらも少部数製作のため品切れになっていた作品が待望のリメイクだ。
・ボードゲーム専門店ゲームフィールドのblog
・Michael Schacht Newsblog:Mogul in Japan
・play:game評価コメントリスト:ムガル