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オインクゲームズのイベント限定品『TRND』が7月25日一般発売

オインクゲームズは7月25日、『TRND(トレンド)』を一般発売する。ゲームデザイン&アートワーク:佐々木隼、3~5人用、8歳以上、30分、2970円(税込)。

昨年秋からイベント限定で販売していたカードゲーム。運と全員の思惑で生じる「流行」を見きわめ、すばやく売り抜けるか、粘り強く待つかを判断し、より高得点での手札の出し切りを目指すセットコレクションゲーム。

カードには3種類のカタチ✕3種類の色によって9種類のイスが描かれている。手番には8枚のマーケット(場札)から1枚取って、不要なカードを捨てられる(捨てなくてもよいし、同じ種類なら何枚でも捨てられる)。これを繰り返して手札すべてを同じカタチかつ同じ色にすればあがり。揃っていれば何枚でもあがれるが、枚数が多いほど得点が高い。粘りたくなってしまうが、山札がなくなったり、最後の1人になるとあがれないため、欲張りは禁物だ。

マーケットや捨て札の様子をうかがいながら、他のプレイヤーとかぶらなそうなカードを多く集めたいところだが、他のプレイヤーも同じことを考えているかもしれない。削ぎ落とされたルールの中でジレンマを味わえる。

内容物:カード 90枚、サマリー 1枚、得点チップ類 45枚、スタートプレイヤーマーカー 1枚、遊び方説明書

オインクゲームズ:TRND

Posted in 日本語版リリース

注文通りに都市を開発『シティーズ』日本語版、7月11日発売

アークライトは7月11日、『シティーズ(Cities)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.ウォーカー=ハーディング&S.フィン、イラスト:J.T.レドンド、2~4人用、10歳以上、45分、5940円(税込)。

ウォーカー=ハーディング(『イムホテップ』『クマ牧場』『ギズモ』)とフィン(『ビブリオス』『ハーベイシャス』)の共作でデヴィル社(スペイン)から昨年発売された作品。ゴールデンギーク賞軽量級部門ノミネート、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト入りの中量級ゲームだ。建設業者となって、市議会の要望に沿って都市を再開発するワーカープレイスメント&パターンビルドゲーム。

労働者コマを配置して得点カード、都市タイル、特徴タイル、建物コマを獲得する。都市タイルは公園・水・建物スペースで構成されており、建物コマは4色あって同じ色の建物スペースに4階建てまで配置できる。手番の最後に都市の達成条件を満たしているかをチェックし、達成していたら自分のリングを配置する。8ラウンド終了時、すべての得点カードと達成条件から得たポイントを合計して勝敗を決める。

都市の達成条件は早く達成するほど得点が高い。一方、獲得した得点カードの目標も織り込む必要があり、ビルの高さや色、特定の区画の種類や大きさ、さらに娯楽施設とモニュメントの設置数などで配置の工夫が求められる。

登場する都市はシドニー、ベネツィア、ニューヨーク、バルセロナ、リオデジャネイロ、リスボン、メキシコシティ、ブエノスアイレスの8つで、ゲームごとに1つを選んでプレイする。都市によって達成条件が変わるので毎回変化に富んだ展開が楽しめる。

内容物:ゲーム盤 1枚、達成ボード 4枚、建物コマ 100個、都市タイル 32枚、得点カード 32枚、労働者コマ 32個、達成リング 12本、開始都市タイル 4枚、早見表カード 4枚、VPマーカー 4個、特徴タイル 48枚、親マーカー 1個、布袋 1枚、ルール説明書 1冊(カードサイズ 44mm×68mm)


(写真は英語版)