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スカッド7

インドでは去年から、スカッド7を売り出した(マテル社)。私の好きなフラーガの作品だが、インド価格700ルピー(1750円)。これは日本ならば10000円以上の価値で、当然そんなべらぼうな値段では売れずに最近になって40%オフを始めた。つまり1050円。日本に送れば送料が高くつくがそれでもかなり安いと思う。

あとピクショナリー(1500円)、ラミーキューブ(700円)、スコットランドヤード(1000円)、トリビアルパースート、モノポリー、リスク、クルー、ダンジョン&ドラゴンなどある。おもちゃ屋よりも、書店の方が充実しているあたり、富裕層をターゲットにしているものと思われる。

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ニューヨークトイフェア

ドイツ市場に比べればまだまだ及ばないものの,アメリカのファミリー系ボードゲームも勢いを増してきた感じがする。とはいえ、デザイナー名が明示されていないゲームには信頼をおきにくい。というわけで、注目されるのは入手が難しかった絶版ものと、ドイツゲーム界でも名を知られたデザイナーの新作ということになる。

絶版リメイクではクニツィアのハニーベアーとラー。ハニーベアーはフェイス2フェイスだから、日本語訳が付くだろう。新作ではクニツィアのポイズン、百獣の王、ダブルオアナッシング。

とここまで書いて気がついた。クニツィア多すぎ! リメイク新作あわせて12タイトルもあった。アメリカ在住のムーン(6タイトル)が遠く及ばないとは、これはどうしたことか。チグリス&ユーフラテスとフィレンツェの匠がいまだ根強い(ボードゲームギーク Top50)ことから、クニツィアはドイツ人よりもアメリカ人に受けるのかもしれない。「クニツィアめ?」とか皆で言いながら。

このあたりアメリカは、フリークによって市場が牽引されているのを強く感じる。さすが総人口2億8千万の国、フリークだけでもその数は尋常ではない。