位置を伝えて遺跡脱出『マッドネスレリクス』6月2日発売
やのまんは本日、『マッドネスレリクス』を発売する。ゲームデザイン:ウニゲームス、イラスト:麻谷知世/Nottsuo/kawakami、2~5人用、12歳以上、30~分、3960円(税込)。
『マッドネスアワー』に続くクトゥルフ神話テーマのボードゲーム。今度は協力ゲームで、1人は探索者、その他はナビゲーターとなって海底古代遺跡の封印と脱出を目指す。
遺跡に1人捕らわれてしまった探索者にはその内部が分かるものの怪異の位置が分らず、船上のナビゲーターたちには怪異の位置が分るものの遺跡の内状が分からない。伝声カードによって互いの状況を推理し、足りない情報を補い合い、探索者は危険な遺跡を封じていく。
遺跡の中の怪異に襲撃されると正気度を奪われ、正気度を奪い尽くされれば全員の敗北となる。後半、8つのキャラクターがもつ固有のスキルをどう活かせるか成否を分けるだろう。
内容物:キャラクターカード 8枚、怪異カード 2枚、伝声カード 12枚、スクリーン 2枚、探索者ボード 1枚、タイル&マーカーシート 2枚、探索記録ノート 1冊、説明書 1部
ittenファンブリックシリーズ『ギシンアンキの塔』『ワンダーボウリング』6月15日発売
ittenは6月15日、ファンブリックシリーズ第8、9弾として『ギシンアンキの塔』『ワンダーボウリング』を発売する。ゲームデザイン:川崎晋(カワサキファクトリー)、アートワーク:トミオカヨシアキ、各2420円(税込)。『ギシンアンキの塔』は2人用、9歳以上、20分、『ワンダーボウリング』は2~6人用、8歳以上、15分。
「スリムでポータブルな箱をスライドして、いつでも気軽にアナログゲームが遊べる」というコンセプトのファンブリックシリーズの最新作は、2タイトル続けて川崎晋氏のリメイク作品となった。『ギシンアンキの塔(ギシンアンキノトウ)』は2012年、『ワンダーボウリング(ギリギリボウリング)』は2009年の発表。コンポーネントをグレードアップしつつ、シリーズ共通のコンパクトな箱に収めた。
『ギシンアンキの塔』は裏の裏、裏の裏の裏をかきあう2人用ゲーム。向かい合う2人の間には宝石が埋め込まれた6本の塔があり、相手の側は見えない。自分の知っている情報と、相手の行動から推理して、より価値の高い塔を取るが、推理だけではなく、価値の低い塔を高い塔と見せかけるブラフもかけられる。
内容物:塔 6本、袋 1点、プレイヤーコマ 2個、マーカー 10個、ポイントチップ 5個、サマリーカード 2枚、数字シール 1枚、ルール説明書 1枚
『ワンダーボウリング』は箱をスティックで横から叩いてピンを倒すボウリング。1本だけ残ればストライクで、全部倒してしまったらペナルティとなる。ほかに自分の手持ちのターゲットチップの数字のピンを残すチャレンジもあり、角度と強さで手先の器用さが問われる。
内容物:ピン 10個、ターゲットチップ 16枚、ストライクチップ 12枚、ボールスティック 1本、ルール説明書 1枚
ギシンアンキの塔(Tower of Doubt / Kawasaki / itten)
それぞれ塔のこちら半分しか見えない中でより良い塔を2本ずつ選んで勝負。最初に1本ずつ見て、相手の駒の置き方を頼りに推理するが、相手の上にも置けるため、良くない塔に駒を置いてブラフをかけられる。最大5回戦うが、その度に展開が違う pic.twitter.com/ChZUKbGVbJ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 12, 2023
ワンダーボウリング(Wonder Bowling / Kawasaki / itten)
箱の上に載せたピンを、箱の側面を叩いて倒す。1本だけ残ればストライクでタイルを裏返す。何本か残ってもその数のタイルを持っていれば裏返せる。全部裏返したら勝ち。修練するとコントロールできるようになるらしい#超新作体験会 pic.twitter.com/Hn01cMhOgr— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 12, 2023