アンケート:長考
Q.76:ほかのプレイヤーの長考でイライラしたことが……(2013年10月)
A.よくある 38票(19%)
B.たまにある 100票(49%)
C.めったにない 66票(32%)
定期的にボードゲーム愛好者の話題になる長考。特にゲーマーズゲームでは、ある程度時間をかけなければよい手が浮かびにくいものですが、時間をかけすぎれば周りの人を待たせてしまいます。今回のアンケートでは、待たされてイライラしたことがあるという方が7割近くに達することが分かりました。
以前コラムで触れた通り、ほかプレイヤーの手番中から「オレの番になったらああしよう、こうしよう」と考えておく、手番でない人同士でちょっとおしゃべりしてみる、中立的な立場を心がけた助言を行う、長考になりそうな手番には最初に「ちょっと考えせて下さい」などと断っておくなどの改善策が考えられます。また初プレイ、初心者の方の長考はある程度許容することも必要でしょう。
考えることはボードゲームの楽しみの一つであることは言うまでもありません。しかしそれとともに、限られた時間を仲間と共有している意識も忘れないで、みんなにとって有意義な時間を送っていただきたいと思います。
今月のアンケートはアドバイスについてです。手番にどうしたらいいか分からなくなったとき、「こういういい手があるよ」とほかのプレイヤーから提案をされることがあります。ときには自分が不利になるような手であっても提案する方もいらっしゃいます。一方、相手は親切のつもりでも、自分で考える楽しみや、選択の自由を奪われたと感じることもあります。みなさんは、ほかのプレイヤーからのアドバイスをどのように受け止めていますか。最も近いものをお答え下さい。
『ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼』発売
アルジャーノンプロダクトは10月26日、人狼をダンガンロンパシリーズのキャラになりきってプレイする『ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼』を発売した。5~17人用、30~70分、3150円。
ダンガンロンパシリーズとは、「超高校級」の能力を持つ高校生ばかりが集められた希望ヶ峰学園で、「卒業するためには仲間を殺すこと」というルールのもと、次々と発生する殺人事件を「学級裁判」で解決していく、アドベンチャー+アクションゲーム。2010年にPSPソフトで発売され、シリーズ化やアニメ化が行われている。
この作品では、アイテムカードやキャラクターの能力を駆使しつつ、誰が「クロ」(正体を隠して仲間を殺していく人物)なのかを全員で話し合い暴いていく。役職カードのほかに、原作に沿った固有の特殊能力をもったキャラクターカードや、さまざまな効果をもつアイテムカードがあり、126枚ものカードが入っている。これらの能力や効果は、難易度に合わせて導入される。
通常の人狼と異なるところは、「クロ」(人狼)が常に1人しかおらず、その分「裏切り者」(狂人)が多いということ。また人数が少ない場合は、「シロ」(村人)であるにもかかわらず「アルターエゴ」(占い師)に敵側に判定されてしまう「絶望病患者」が加わる。
11月4日に東京ビッグサイトで行われるゲームマーケットのほか、秋葉原、宇都宮で体験会が行われ、プロモーションカードも配布されることになっている。詳細はホームページのイベント情報を参照。
・アルジャーノンプロダクト:ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼
・4Gamer.net:本日発売「ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼」先行プレイレポート。原作キャラが入り乱れての”学級裁判”が楽しめる人狼系推理ゲーム