チケットトゥライド10周年、世界大会も
デイズ・オブ・ワンダー社(フランス)は今年、鉄道ゲーム『チケットトゥライド(Ticket to Ride)』の発売10周年を迎える。これを記念して10周年特別版を発売するほか、世界大会を開催することを発表した。
『チケットトゥライド』は2004年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞に選ばれた傑作鉄道ゲーム。カードを出して盤面に列車コマを置き、ルートをつなげることを目指す。日本ではバンダイが2006年に、ホビージャパンが2012年に日本語版を発売している。ヨーロッパ、ドイツ、北欧、東アジア、インド、アフリカ、スイスの追加マップや、カードゲーム版も発売された。
10周年記年版は、オリジナルの北アメリカマップで、ボードの大きさが1.5倍、色別に缶に入った列車コマは彩色済みフィギュアと豪華になったほか、拡張セットのカードも含まれる。価格は100ドル(約10,000円)で、国内発売は未定。
・Days of Wonder:10th Anniversary Edition
また、デイズ・オブ・ワンダー社の主催により、9月に世界選手権が開催される。夏の間に22カ国で予選が行われ、代表がパリで世界チャンピオンの座を争う。優勝賞品には、バンコク―シンガポール8泊9日鉄道の旅が用意されている。日本は参加国に含まれていないが、オンライン予選に参加できる可能性がある。
・Days of Wonder:Ticket to Ride World Championship
『マンション・オブ・マッドネス:禁断の錬金術』日本語版、3月22日発売
アークライトは3月22日、クトゥルフ神話のボードゲーム『マンション・オブ・マッドネス』の拡張セット『禁断の錬金術(Forbidden Alchemy)』日本語版を発売する。2~5人用、14歳以上、120~180分、4200円。プレイするには『マンション・オブ・マッドネス』本体が必要となる。
昨年7月に日本語版が発売された『野生の呼び声』に続く7番目の拡張セット。「クトゥルフ神話」の登場人物である死体蘇生者・ハーバート・ウェストが登場。彼を中心とした恐怖のシナリオに加えて、さまざまな時代が交錯する時空を超えたシナリオや、隕石から発見された奇怪な物質を巡るシナリオと、バラエティーに富んだ3種類のシナリオを収録した。
さらに、今作では新しい判定方法として「化学パズル」が導入され、プレイヤーに新たな楽しみを提案するほか、ほかの拡張とも組み合わせられる新しい探索者、新しいトラウマカード・神話カード・戦闘カードも入っている。
・アークライトゲームズ:マンション・オブ・マッドネス拡張セット:禁断の錬金術 完全日本語版