マーダーミステリーゲーム『死の館に探偵二人』12月12日発売
グループSNE/cosaicは12月12日、マーダーミステリーゲーム『死の館に探偵二人』を発売する。ゲームデザイン:織守きょうや、アートワーク:タンサン、6人用、15歳以上、150分、3960円(税込)。
ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第27弾。作者は元弁護士の小説家で、『霊感検定』『記憶屋』『ライアーハウスの殺人』などの作品があり、マーダーミステリーは初。死霊の棲む館で、推理対決をする探偵二人を中心に物語が展開する。探偵に協力するもよし、情報を隠して相手を出し抜くもよし、どちらが名探偵か決めるのは、探偵以外の参加者たちだ。
15年前のクリスマス・イブ、資産家の館で、夫婦と子どもが突然死する事件が起きた。一家に外傷がなかったためガスによる心中と判断されたが、家宝の宝石が紛失していたことなど、謎は残されたまま……。その後15年経ってようやく見学の許可が下り、六人の男女が館を訪れる。事件からただ一人生き残った令嬢、霊媒師、事件に興味を持つ大学院生やライター、そして、功名心を抱く二人の探偵――それぞれの思惑を隠した参加者たちが一堂に会したそのとき、突然、彼らは不思議な力で館に閉じ込められてしまう。戸惑う参加者たちの前に、館に棲む何者かの霊が現れ、解放されたければ15年前の事件の謎を解けと命じる。そしてその直後、館の管理人が遺体となって発見された――。

上昇と下降のゴーアウト『ゴーストリフト』11月28日発売
Engamesは11月28日、『ゴーストリフト(Ghost Lift)』を発売する。ゲームデザイン:尾根ギア、イラスト:別府さい、2~6人用、8歳以上、15~30分、2750円(税込)。ゲームマーケット2025秋にて先行販売される。
FR@ gamesからゲームマーケット2024春に発表された作品を、別府さい氏のイラストでバージョンアップした作品。今年のエッセン・シュピールにも出展され、スカウトアクション(キッズ・ファミリーゲーム)投票で5位に入った。幽霊が動かすエレベーターから脱出することを目指すゴーアウト系ゲーム。
手番には、捨て札置き場の一番上のカードよりも高いカードか低いカードをプレイする。上昇(UP)か下降(DOWN)かは最後に出した矢印で示され、カードによって変更される。同じ数字のカードはまとめて出せるが、最後に出された枚数+1枚まで。1人以外全員がパスしたら、そのプレイヤーから新たにカードを出す。こうして最初に手札を全て出したプレイヤーがエレベーターから脱出できる。
カードを出すかパスした後に、公開札から1種類を手札に加えることができるところがポイントで、手札の強化か、枚数を増やさないかの選択を迫られる。誰かが上がったとき、残った手札の数字はゴーストトークンとなり、次のラウンドへ。その数字が再び残るとゴーストトークンが白から緑になり、緑3つか、緑になった数字がまた残るとそのプレイヤーの敗北でゲームが終了する(他全員の勝利)。
オリジナル版と同じベーシックルール、2人用ルールでも遊べる。上昇か下降か一目でわかるインジケータータイルと、ゴーストトークン60個付き。

