タイル配置で動物を救出『ツカナ・ビルダーズ』日本語版、7月11日発売
テンデイズゲームズは7月11日、『ツカナ・ビルダーズ(Tucana Builders)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.A.オストビー&E.スヴェンソン、イラスト:G.ボーネ&Y.ムッス&オフダーティニンジャ、1~5人用、10歳以上、30分、6600円(税込)。
フリップ&ライトゲーム『ツカナ諸島の小径』(日本語版同時発売)の続編としてアポルタゲームズ(ノルウェー)から2023年に発売された。火山が噴火したツカナの島を舞台に、めくられたカードで指示された地形にタイルを配置して、動物と小屋をつなげるフリップ&タイル配置ゲーム。
配置するタイルはランダムで、小道や色分けされた動物が描かれており、動物と同じ色の小屋に小道でつなげれば得点になる。ゲームは前半と後半に分かれ、前半でつないだところは後半でもう1回得点できるので、序盤からの得点確保も見極めなくてはならない。さらに最後は最も獲得できなかった色が2倍になるため、各色で得点しておくことも大切だ。
小屋は各色ごとに2ヶ所あり、二股や三股の小道で小道を分岐させて両方につなげれば得点が上がる。好きな地形にタイルを置けるワイルドカードで乗り切ろう。ボーナス要素「鉱石カード」を加える上級ルールやソロルールでもプレイできる。
『オー・マイ・グーッズ! BIG BOX』日本語版、7月下旬発売
ホビージャパンは7月下旬、『オー・マイ・グーッズ! BIG BOX(Oh My Goods!: Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.プフィスター、イラスト:K.フランツ、1~4人用、10歳以上、30分、5500円(税込)。
ルックアウト社(ドイツ)から2015年に発売された『オー・マイ・グーッズ!』に、2つの拡張セット『ロングスデイルでの反乱』(2016年)と『キャニオンブルックへの脱出』(2017年・日本語版未発売)を同梱した。中世の職人たちが、日の出と共に資源を求め、日没と共に商品を生産する拡大再生産ゲーム。
1ラウンドは日の出フェイズと日暮れフェイズからなる。日の出フェイズでは、山札からカードをめくってその日に使用可能な資源が公開され、各プレイヤーはその日に生産する商品と、建設する建物を決める。日暮れフェイズでは、市場で公開された資源を元に、日中に決めた設備を稼働させて商品の生産や、建物の建設を行う。生産チェーン(連鎖)を使って、1つの建物で追加の商品を生産することもできる。
こうして建物や助手の効果で生産力を高め、誰かが建物を8軒建てた次のラウンドでゲーム終了。建物・商品・助手の勝利点の合計で勝敗を決める。
1枚で資源、建物、商品の3つ使い方ができる多用途カードメカニクスで、コンパクトながらも中量級ゲームのプレイ感が楽しめる。
内容物 カード 243枚、木製商品駒 40個、ルールブック