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ボードゲームは置き場所がない

ドイツのボードゲーム情報誌『シュピールボックス』最新号(2011年第7号)で、エッセン国際ゲーム祭「シュピール」の新作紹介が16カ国の国別に行われている。日本は、冒険企画局、カードハウス、ヤポンブランドが登場し、『ブレイブ50』『たんとくおーれ拡張』『大商人』『ダイナマイトナース・リターンズ』『アイ…

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ボードゲーム講座

地元の市民講座で「世界のボードゲームで遊ぼう」を開催して1年になってようやく、家族連れが参加するようになった。 NPOが主催している市民講座で、年に3回、近隣市町に新聞の挟み込みで広報誌を出している。これほどの広報はそうそう望めるものではない。そこで平日の夜に講座の開講を申し込んでみた。 「ドイツや…

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マルチプレイヤーズゲーム

「マルチゲーム」「マルチプレイヤーゲーム」「マルチプレイヤーズゲーム」という言葉は、トップ叩きでバランスを取るゲーム=直接攻撃のあるゲームという意味で使われることがある。ネガティブなニュアンスを伴うこともあるようだ。 今では余り使う人はいないが、ゲームを形容する時「地政学マルチ」「戦略マルチ」「マル…

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都道府県別ボードゲーム関心度・ボードゲーム人口

Yahoo!アクセス解析が今月で終わるというので、これまでの都道府県別アクセス数をダウンロードした。これを都道府県別の人口で割って、人口比アクセス数を計算してみた。 アクセス総数は2年3ヶ月で657,162アクセス(1日平均約800)、都道府県別人口は総務省統計局による2009年度推計人口を用いた。…

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TGIWゲーム記録用紙

メビウスゲームズがまだ靖国神社とインド大使館の近くにあった頃、得点記録用紙を配布していた。便利でよく使っていたもので、何枚か捨てないでとっていたのをたまたま見つけた。当時のことを振り返ると懐かしい気持ちになる。 最近は、遊んだ後何ヶ月も経って思い出したようにレポートを書くことが多い。その日のうちに書…

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日本にボードゲームが広まらない理由

昨日のエントリー「20代の家ゲームランキング、『UNO』ダントツ」をご覧の読者の中には、「もっと面白いゲームがあるのに……」と思った方もいるようだ。 ブログ「部屋とボードゲームと私と酒と泪と男と女」は、ゲームは子供がやるものという認識が一般的なので、ゲームといえば運の要素の高いゲームが選ばれ、そんな…

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ドイツメーカーの欠品対応

先日、ドイツのショップから個人輸入した『モンスターがすむ家』に砂時計が欠品していた、早速メーカーのコスモス社にメールした。すぐに「担当〇〇が承りました」という返事がきて、しばらくしてから厳重な包装で送られてきた。 面白かったのはついていた手紙。コスモス社ではなく、エドゥアルト・エーマンという梱包会社…

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ルール和訳公開の是非(3)メーカー

ショップ関係者は影響がないといっても、私には遠慮があって、現行商品のルールは原則公開していない。これは、公開訳をもとに個人輸入する人が増えると、ショップの売り上げに影響するのではないかという危惧からであるが、このポリシーを覆す考えが出てきた。それはルールを読んでから買うという人と、発売と同時にルール…

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ルール和訳公開の是非(2)ヤフオクでの利用

前回のエントリーで、何人かの方と意見を交換しているうちに、ルール和訳公開の是非は主に2つの論点に絞られることに気付いた。 1.国内ショップへの影響 2.ヤフオク転売の評価 前回の考察は1に関するもので、そこまで義理立てなくとも国内ショップは大丈夫だという意見を紹介した。今回は2について。 ヤフオク出…

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ルール和訳公開の是非(1)国内ショップへの影響

最近、最新のボードゲームでもすぐに翻訳が公開されるようになった。これに加えて、アメリカアマゾンが日本への販売を解禁、ドイツアマゾンもすっかりおなじみになり、ボードゲームを個人輸入で購入する人が増えていると思われる。国内ショップと比べた記事、どれくらい安いかを比較した記事もある。 ・ボードゲームのネッ…