投稿者: おの
リサイクル:危機の時代(Recicle: Tempos de Crise)
資金0からのリサイクル事業 連日、お金カツカツのマネージメントゲームを紹介している。お金カツカツでマゾヒスティックに苦しめられるM.ワレスの作品人気のもあってか、魅力を感じるゲーマーが多いようだ。実生活がカツカツでならば、わざわざゲームでまで追体験しなくてもいいだろうにと思うのは私だけだろうか。 と…
アグリコラNLデッキ(1)
NLデッキは2011年の暮れに発売された120枚のカードで、職業カード60枚、小さな進歩カード60枚からなり、これだけで遊ぶことも、ほかのカードと混ぜて遊ぶこともできる。NLはNederland(オランダ)の略で、オランダの名物・絵画・有名人が登場する。ゴッホやフェルメールの絵画を実際に用いており、…
塩の海の上で/ソルティーオーシャン(Upon a Salty Ocean)
塩漬けの相場だだ下がり 昨日のエントリーでは、ドイツ以東への広がりとレベル・ポーランド(Rebel.pl)を取り上げたが、今度はドイツ以南への広がりである。どちらもホームページ名のようなメーカー名で、ジョーキックス・イタリア(Giochix.it)というメーカーが近年注目されている。 イタリアはもと…
シティ・タイクーン(City Tycoon)
物入りでカツカツの都市経営 昨年11月、東京・三鷹のボードゲームショップ、テンデイズゲームズが相次いでポーランドのメーカーと代理店契約を結んだ。ドイツを中心としてきたボードゲームのトレンドは、西側のフランス、東側のチェコ・ポーランドに拡散している。 ポーランドの代表的なメーカーであるレベル・ポーラン…
ハリガリ・リング/リング・ディング(RinglDing)
よく見ると違っていたり 昨日発表された日本ボードゲーム大賞で、初めての人に薦めたい「ゆうもあ賞」のノミネート作品に選ばれたアクションゲーム。見ただけで何をするゲームかが分かり、夢中になれる。邦題に「ハリガリ」が付いている通り、同じ作者によるスピード勝負のゲームだ。 ベルを中央に置いて、その周りにカラ…
日本ボードゲーム大賞に『ぴっぐテン』『世界の七不思議』
NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は本日未明、日本ボードゲーム大賞2011を発表した。ボードゲーム普及の現場に立つ選考委員による選考部門(ゆうもあ賞)には『ぴっぐテン』、全国のボードゲーム愛好者の一般投票による投票部門には『世界の七不思議』が選ばれた。 今年で10回目を迎える日本ボー…
メイクンブレイク・チャレンジ(Make’n’ Break Challenge)
焦ると落とす ラベンスバーガー社の『メイクンブレイク』と、コスモス社の『ウボンゴ』はほぼ同時期に発売され(前者が2004年、後者が2005年)、どちらも制限時間内に何か組み立てるゲームとしてシリーズ化されている。しかし、『ウボンゴ』シリーズが全てG.レヒトマンによるものであるのに対し、『メイクンブレ…
秋葉原ゲーム会
所用で上京したのに合わせて、ふうかさんとkarokuさんに秋葉原のR&Rステーションで臨時ゲーム会を開いて頂いた。4時間「しか」遊べなかったが、クレバーなセレクトでぴったり3ゲーム遊ぶことができた。 忘れられた惑星(The Forgotten Planet) 宇宙の彼方でロボットを使って鉱床…
森の仲間さがし/四匹いるよ(findevier)
ちょっとした推理ゲームである。 10枚のタイルの表裏、計20面に5種類の動物イノシシ、キツネ、ウサギ、フクロウ、ハリネズミが4匹ずつ描かれている。表と裏が同じタイルはない。そこから、カードに指示された動物を4匹全て探すのが目標だ。 4匹全てが隠れている(裏になってる)とは限らない。2匹が表になってい…
『アグリコラ』WMデッキ(5)
これで最終回である。ズィーマンゲームズによる英語版の発売が4月にアナウンスされた模様だ。日本語版も期待したい。 デッキの使い方は特に説明がないが、各デッキには職業カードが11枚、小さな進歩カードが12枚ずつ入っているので、各自いずれかのデッキを受け取り、その中から職業・進歩カードを7枚ずつ選ぶか、ラ…