ゲスクラブ(Guess Club)

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お互いの書きそうなことを予想するクラブ
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お題に対してほかの人と同じ答えを書く台湾のコミュニケーションゲーム。昨年、当サイトの日本語版リリース記事で最もアクセス数の多かった作品である。
写真のお題は「頭にくること」。お題が発表されたら自分のミニホワイトボードに6つ答えを書く。自分が頭にくることではなく、このメンバーなら誰かは書きそうな頭にくることを選ばなければならない。これが結構難しい。
書き終わったら発表。ほかに同じ答えを書いたプレイヤーがいれば賞金を獲得できるが、自分しかいないと罰金を支払わなければならない。また、同じ答えを先に言われてしまうと賞金がもらえないので、どの答えから行くかも考えどころだ。
さらに、このラウンド中に何回、答えがかぶるかを予想することができる。予想は各回先着限定で、当たればボーナスが入るが、1回休んで予想するため、賞金を獲得するチャンスを逃しかねない。
このように、一見すると紙ペンゲーム『フラッシュ』のように見えるが、発表の駆け引きがあるために最後まで興奮の波が下がらない。最後の1枚がマッチして一手差で賞金が手に入ったりすると嬉しさと悔しさが交差する。
とはいえ一番の面白さは答えのすれ違い。お互いを読みすぎて答えがかぶらず、「これを書くと思ったのに!」「いやそれは思いつかなかった」と、答えが一つ一つ出るたびに出てくるコメントが楽しい。ジャックポットになっている中央のコイン入れもグッド。
Guess Club
ゲームデザイン・S.ファン、アートワーク・ミスクァイ
モジゲームズ(台湾、2017年)+cosaic(2019年)
2~8人用、8歳以上、20~30分、3500円(税別)

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