ホビージャパンは11月下旬、『トレオス(Treos)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.アオス・デム・ジーペン、イラスト:G.カンパニョーロ、2~4人用、10歳以上、プレイ人数×20分、7700円(税込)。
ルックアウトゲームズ(ドイツ)の秋の新作で、新人デザイナーのデビュー作となる。ファンタジー世界で幸運をもたらす魔法の薬を手に入れるため、クエストを達成して金貨を集める。
毎ラウンド、カード5枚を引いて手札とし、そのうち1枚は手番順の入札に、3枚は移動計画のプロットに使って、残り1枚は捨て札にするか山札の1番上に戻す。全員計画が終わったら、手番順に移動を1枚ずつ解決していく。移動の結果、訪れた場所でクエストを得たり、すでに獲得しているクエストを達成することで金貨が得られる。こうして先に金貨を20枚集めたプレイヤーの勝利。
移動はカードごとに移動力と移動方向または手段が記されており、効率よく使用しなければならない。またカードはゲーム中に追加される場合があり、デッキ構築の要素もある。また、キャラクターごとに能力が異なり、ゲームボードも組み合わせ式であるため、プレイヤーごと・ゲームごとに展開と決断が変わっていく。入札とプロットには早取りのインタラクションがあり、 駆け引きの面白い作品だ。
内容物:カード184枚、地域ボード4枚、金貨トラック 1枚、キャラクターボード4枚、酒場4枚、秘密の場所 9枚、カバータイル4枚、金貨マーカー4枚、武器マーカー16枚、陰謀マーカー12枚、手番順マーカー4枚、町駒8個、キャラクター駒4個、砦駒4個、追いはぎ駒5個、ルールブック1冊
(写真は英語版)