ボードゲームレビュー:ぬすっとキャット(Meow Heist)

盗んだものを盗まれて

ネコの泥棒たちが金庫から宝石を盗み出すカードゲーム。ゲームマーケット2025秋にイブインクから発表され、当サイトの新作評価アンケートで6位、評価数最多となり、現在までに3000個販売というスマッシュヒットとなっている。

毎ラウンド、カードで指示された数の宝石を袋から引いて金庫に置く。宝石には赤黄青の3色があり、赤が一番レアで点数が高い。これを見て、各プレイヤーは盗みたい宝石の数をカードでビッドする。カードは一斉に出し、時計回りに公開して、ビッドした数の宝石を取る。

ビッドした数の宝石が金庫にあればゲットできるが、足りなければその分、石ころを取って失点になってしまう。それならば後手番の人が不利だと思うかもしれないが、前の人と同じ数をビッドしていた場合、そのプレイヤーから横取りできるのだ。他のプレイヤーが何を出しそうか、中央の宝石の数や構成を見て読み合うことになる。泥棒の結果、石ころを押し付けられたり、泥棒したものをさらに泥棒されたりすることも。

ゲームマーケットでトリテ、大富豪系と並んでよくあるハゲタカのえじき系(バッティングあり同時選択オークション)だが、順番に公開していくことで『賭博黙示録カイジ』的な緊張感とドラマを生み出している。語呂の良いタイトルや、イラストもプロフェッショナルな出来栄え。

ぬすっとキャット
ゲームデザイン&イラスト:イブインク
イブインク(2025年)
3~6人用/6歳以上/15分

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。