ジーピーは4月26日、『ベルラッティ(Belratti)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ロート、イラスト:V.A.ヤコブ&G.ランヌリエン、3~7人用、8歳以上、25分、2640円(税込)。
モーゲル出版から2018年に発売され、アラカルトカードゲーム賞1位になった作品で、コスモス社がイラストを一新して2023年に発売した。美術館員が発注したお題で画家が選んだカードと、山札からランダムに加えられた贋作画家ベルラッティの絵画を見分ける感性合わせの協力ゲーム。
プレイヤーは美術館員役か画家役を交替で行う。まずカードをめくって今回のお題の絵が発表される。それを見て美術館員役が何枚発注するかを相談して決める。これを承けて画家役は、お題に当てはまると思われる絵を手札から出す。そこに山札からダミーカード4枚(ベルラッティの贋作)を混ぜ込み、美術館員役が画家役が出したものか、山札から出た贋作かを相談して判別していく。
答え合わせでお題まで合っていれば全員に1点、贋作を選んでしまったらミスとなり、6回ミスする前に、どれくらい画家が描いた絵を選び出せるかで成績が決まる。お題の絵と合うか合わないかは、プレイヤーの感性次第。カテゴリー、形、色……それとも? たまにお題ピッタリの絵をぶちこんでくるベルラッティに対抗できるだろうか。