ホビージャパンは2月下旬、『クナール(Knarr)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.デュポン、アートワーク:A.キャリオン、2~4人用、10歳以上、30分、4180円(税込)。
『シーソルト&ペーパー』のボンビクス(フランス)から昨秋発売されたヴァイキングテーマのカードゲーム。船員を集め、船(クナール)で新しい領土を探索して富を築く。
手番には「徴兵」か「探索」のいずれかを行う。「徴兵」では、手札から5色のヴァイキングカードを出して自分の一団に加える。同じ色を重ねていくと得られる資材が増える。
「探索」ではボード上側の6枚の目的地カードの中から1枚を選び、そこに指定されている色と枚数分のヴァイキングを捨てて行う。目的地カードは獲得時だけでなく、カードを重ねて交易路を作ることで継続的に資材をもたらす。
資材は勝利点や特殊効果をもたらし、ゲームを有利に進められる。ほしい目的地カードを取られないよう、他プレイヤーがどの色を集めているかにも注意しなければならない。先に40勝利点を獲得したプレイヤーが勝利。
美麗なアートワークも見どころ。上級ルールでは条件を達成すると特殊効果があるアーティファクトを加える。
内容物 ボード 1枚、カード 92枚、箱2つ、パンチボード 4枚、紙製トークン 28個、木製トークン 8個、ルールブック 1部
クナール(Knarr / Dupont / Bombyx+Hobby Japan, 2023)
カードをプレイするたび/コストを支払うたび、累積したアイコンが全部発動。ヴァイキングを揃えて捨てると目的地カードがもらえるが、ヴァイキングがいなくなると累積効果も減る。終盤はどこで高得点行動に出るかの駆け引きがある pic.twitter.com/EWKrX3pybD— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) February 26, 2024