ホビージャパンは1月下旬、『クエスト:永遠の王の物語(Quest)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.エスクリッジ、イラスト:W.サンティアゴ、4~10人用、14歳以上、30分、3300円(税込)。
正体隠匿ゲームの定番『レジスタンス(2009)』『レジスタンス:アヴァロン(2012)』をアップグレード。キックスターターを経て2021年に発売された。『アヴァロン』と同じくアーサー王と円卓の騎士がテーマで、クエストの中でアーサー王の陣営の中に潜むモードレッドの手下を暴く。
毎ラウンド、リーダーはクエストに赴くメンバーを選び、選ばれたメンバーはクエストの成功か失敗に秘密裏に投票し、失敗が1票でも投じられるとそのクエストは失敗に終わる。「正義」陣営はは3つのクエストを成功させるか、3回失敗したのちの最終クエスト中に邪悪を正しく指摘することで勝利し、「邪悪」陣営は3つのクエストを失敗させ、「最後の命綱」を逃れきれば勝利となる。また《盲目の狩人》を入れた場合、「狩り」の最中に特定の正義の人物を指摘できれば「邪悪」陣営の勝利となる。
『アヴァロン』から、クエストメンバーの承認投票を廃止してスピーディにしつつ、「最後の命綱」による逆転勝利を可能にし、さらに新たなキャラクターの能力により推理がより深くなる。イラストは『ブラッディ・イン』のサンティアゴで雰囲気もガラリと変わった。
内容物:人物カード26枚、プレイヤーボード4枚、忠誠カード2枚、クエストカード20枚、チームトークン5個、得点マーカー5個、早見表10枚、人物トークン26個、古参兵トークン5個、リーダートークン1個、魔法トークン1個、護符トークン3個、消えかけの護符トークン3個、ルール/同梱「ディレクターズカット」拡張 人物カード1枚、人物トークン1個、プレイヤーボード2枚、ルールカード