数寄ゲームズは4月8日、『エンバーカデロ(Embarcadero)』『同:沈まない船(Embarcadero: Unsinkable Expansion)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.バッキンガム&E.マリオット、イラスト:J.オーバン、1~4人用(拡張入り1~5人)、12歳以上、60~90分(拡張入り60~120分)、各8800円、2530円(税込)。数寄ゲームズの通販サイトで先行販売中。
1850年のサンフランシスコを舞台に廃船を土台に建物を建設する都市発展ゲーム。レネゲイドスタジオ(アメリカ)から2021年に発売された。
カードプレイで波止場に船タイルを配置し、建設コストを支払ってその上に建物を作っていく。建物は4階層まで積み上げることができ、さらに建設場所の取り合いと、桟橋のマジョリティ争いもあり、カラフルで立体的な盤面が形成される。
建物は得点だけでなくさまざまな効果があり、また手札から1枚ずつ次のラウンド用に保管しなければいけないため、計画性も求められる。拡張セット『沈まない船』では建物の建設時に沈めることができない代わりに特殊効果のある船タイルが登場。そのほかに新しい建物カード、イベントカードが追加され、5人プレイにも対応する。