数寄ゲームズは10月29日、『パーラ(Pala)』日本語版を先行発売する。ゲームデザイン:J.D.アラーズ、イラスト:坂本奈津希&SEIMI&たかみまこと&別府さい&Makiko Kodama&ママダユースケ、3~5人用、11歳以上、30分、2200円(税込)。一般発売日は未定。
『もっとホイップを!』のアラーズがデザインし、オリジナルは2012年にケンブリッジゲームズファクトリー(イギリス)から発売された作品。数寄ゲームズでは『ボトルインプ』『トランプ、トリックス、ゲーム!』『地下迷宮と5つの部族』『ブードゥープリンス』『乗り間違い』に続いて名作トリックテイキングシリーズ第6弾となる。
スートの色を混ぜることができるところが特徴で、マストフォローでリードスートが手札にない時、原色(赤・青・黄)ならば別の色を出してスートを混ぜた色(オレンジ・紫・緑)にしたり、非原色ならば2枚を組み合わせてリードスートにしたりできる。
獲得トリック数を予想する「点描画法」と、なるべく取らないようにする「印象派」ルールがあり、スートの色を混ぜて勝ったり押し付け合ったりするトリテ通好みの作品。日本語版にあたって、6つのスートはそれぞれ別々のイラストレーターが担当。アートワークも楽しめる。
パーラ(Pala / Allers / 数寄ゲームズ, 2022)
カード2枚出しでスート対応できるトリックテイキング。青と赤で紫をフォローでき、青に対して赤を付け加えて紫に変更できる。獲得スートを予想するビッド式だが、選択肢が増えて思い通りに獲得できるかわからずヒリヒリする pic.twitter.com/4c1eU4E1Rp— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 15, 2023