コロナ禍で対人プレイが制限される中、多くのボードゲームで1人用ルールが付けられるようになっている。仮想の対戦相手を立てる「オートマ」など充実したルールもあり、数ページにわたることも少なくない。しかし実際のところ、どれくらいの人がソロプレイをしているのだろうか。ツイッターで707人の方から回答を頂いた。
ボードゲームのソロプレイ、どれくらいやってますか?
— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) September 2, 2022
アンケートでは、ソロプレイをほとんどしないという方が6割以上。私もそうであるが、1人で遊ぶならスマホゲームやコンシューマーゲーム、ボードゲームを遊ぶとしてもオンラインでの複数プレイという人は多いようだ。
ソロプレイをしているという4割弱の中でも、半数以上が対人プレイのほうが多いと回答した。対人プレイのために、ルールを確認したり、戦略を研究したりするのにもソロプレイは有用である。
ソロプレイ専門、またはソロプレイのほうが対人よりも多いという方は全体の約2割。少数派ではあるが無視できない数で、それなりの需要がソロプレイにはあることがわかった。対人プレイができない環境にあるという方もいるだろうが、ソロプレイ特有の魅力もあるのだろう。例えばいつでも好きなときに遊べる、いくら長考してもいい、途中で中断しても好きなときに始められるとか。Twitterでプレイ写真や成績をシェアするという楽しみ方もある。
ルールを翻訳していると、最近のソロゲームは本当によく考えられていると思う。ほとんど遊ばないという方も、遊んだことのあるゲームから、ちょっとテーブルにコンポーネントを広げてソロプレイしてみてはいかが。