ケンビルは8月19日、『ワーリング・ウィッチクラフト(Whirling Witchcraft)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:E.A.スンデン、イラスト:L.フランシスコ&W.サンティアゴ、2~5人用、14歳以上、30分、6600円(税込)。現在、7月29日の先行販売を受付中。
新人のスウェーデン人デザイナーのデザインで、2021年にAEG(アメリカ)から発売された。エッセン・シュピールのスカウトアクションで3位に入っている。魔女たちが魔法の素材を変換して隣のプレイヤーに送り、作業台をあふれさせることを目指す。
ヒキガエル、クモ、キノコ、マンドレイク、心臓の5種類の素材を自分の前に並んだレシピカードに置き、別の素材を生産する。その素材を鍋に入れてそれぞれ右隣のプレイヤーへ送り、受け取った鍋にある素材を自分の作業台に置く。
作業台には素材によって3~9つの限界があり、それを超えると鍋を送ったプレイヤーの得点となる。誰かが5点以上獲得したらゲーム終了で、得点の多いプレイヤーの勝利となる。
同じ種類の素材に集中してたくさん送り込めばあふれやすくなるが、元となる素材は左隣のプレイヤーから送り込まれるものであるため、自分が使いにくい素材になりやすい。左隣から送り込まれそうな素材と、右隣に送り込みたい素材を考えてレシピを選ぼう。
上級ルールではさまざまな特殊能力を持った9種類の個性カードを使って変化に富んだ素材作りができる。
ワーリング・ウィッチクラフト(Whirling Witchcraft / Sundén / AEG, 2021)
材料を変換して右隣のプレイヤーに送り込み、キャパオーバーさせた分だけ得点。一方、左隣のプレイヤーがキャパオーバーしないよう手札を送って支援する。自分を苦しめてくる相手に塩を送るという、独特なマインドセット pic.twitter.com/TnNNfC5agZ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) August 12, 2022