グループSNEは4月28日、『ゴブリン・ティース(Goblin Teeth)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.タデシ、アートワーク:D.ナウ、2~5人用、12歳以上、20分、2750円(税込)。
ジェリービーン/ブルービアードエンターテインメント(アメリカ)からキックスターターを経て2020年に発売された作品。ファンタジーでおなじみの雑魚モンスター、ゴブリンたちがビッグボスを喜ばせるべく、変なアイテムを競り合うダイスオークションゲーム。
毎ラウンド、「ゴブリンの歯」「霊光ミミズ」「エメラルド」といったアイテムがプレイヤー人数分並べられ、各プレイヤーはオークションに使う6面ダイスを3個振る。そして時計回りに、ほしいアイテムの上にダイスを1個ずつ置いていって、合計値の多い人が落札する。入札では合計10が最高で、ほかの人と同値になる入札はできない。こうして供物カードに指示されたセットを最初に集めたプレイヤーが勝者となる。
入札する代わりに祭壇にダイスを置くとチートカードが手に入る。これを使って入札時に「机にぶつかって転がっちゃった」と言ってダイスの出目を変えたり、「きみの代わりに入札してあげるね!」なんて親切なふりをして他人のダイスを勝手に置いたりと、入札を有利に進められる。
チートを駆使し、一番のゴブリンになって、ビッグボスにほめてもらおう。
ゴブリン・ティース(Goblin Teeth, Blue Beard Entertainment, 2020+グループSNE, 2022)
ダイスを入札してセットコレクション。ダイスを入札する代わりに得られる「チートカード」でとんでもないことに(特殊効果を読んで理解するのに時間がかかる) pic.twitter.com/oYCoKUes3l— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 22, 2022