アークライトは10月14日、『ルート~はるけき森のどうぶつ戦記~(Root)』『ルート拡張~さざめく河のけだもの軍記~(Root: The Riverfolk Expansion)』『ルート拡張~そびえる山のいきもの乱記~(Root: The Underworld Expansion)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ウェールレ&P.レーダー、イラスト・K.フェリン、2~4人用(拡張入りで1~6人)、10歳以上、60~90分、各8800円、6160円、7480円(税込)。
オリジナルは2018年にレダーゲームズ(アメリカ)から発売された作品。派閥ごとに異なるルールで対戦する「非対称ゲーム」として注目を集め、数々のゲーム賞に選ばれた。日本語版は2019年に発売されているが、その後、拡張セットで新しい派閥が次々と追加され、そのたびにルール改訂が行われているため、日本語版もこれに対応して「レギュラー版」として改版されることになった。各セットには同梱された派閥に関する基本ルールのみが同梱され、統一ルールブック「根の法典」はその都度PDFで更新される。コンポーネントの変更はないので、旧版とレギュラー版を組み合わせて遊ぶこともできる。
基本セット『はるけき森のどうぶつ戦記』では、森を制圧し、その資源をわがものにしようとする「猫野侯国」、口うるさい宮廷を制しつつ、森林の支配権を取り戻そうとする「鷲巣王朝」、支援者を集め、反乱を起こし現体制を打倒しようとする「森林連合」、他の派閥との同盟と敵対の中で、富と名声を得る道を探す「放浪部族」の4派閥が登場する。
内容物:入門ルールブック 1冊、レギュラー版ルールブック 1冊、拡大版練習シート 1枚、練習カード 4枚、派閥ボード 4枚、動物カード 54枚、ダイス 2個、派閥概要カード 16枚、クエストカード 15枚、キャラクターカード 3枚、君主カード 4枚、忠臣カード 2枚、関係マーカー 3個、得点マーカー 4個、動物種マーカー 12個、遺跡タイル 4枚、ゲーム盤 1枚、放浪者コマ 1個、猫野侯国兵士コマ 25個、鷲巣王朝兵士コマ 20個、森林連合兵士コマ 10個、製材所タイル 6枚、工房タイル 6枚、募兵所タイル 6枚、止まり木タイル 7枚、拠点タイル 3枚、木材トークン 8個、城砦トークン 1個、支持トークン 10個、アイテムタイル 12枚、開始時アイテムタイル 7枚、遺跡アイテムタイル 4枚、内容物一覧 1枚、[※カードサイズ 63mm×88mm]
(写真は英語版)
拡張セット第1弾『さざめく河のけだもの軍記』では、捨て札を使って暗躍する宗教家「蜥蜴教団」と、川を移動できる商人「河民商団」を追加。最大6人でプレイできるようになる。また、協力シナリオや、「メカ野侯国」と対決する1人用ルールも入っている(プレイするためには基本セットが必要)。
内容物、入門ルールブック 1冊、レギュラー版拡張ルールブック 1冊、派閥ボード 4枚、動物カード 4枚、派閥概要カード 2枚、キャラクターカード 3枚、関係マーカー 9個、得点マーカー 3個、交易所トークン 9個、追放民マーカー 1個、庭園タイル 15枚、遺跡アイテムタイル 4枚、開始時アイテムタイル 7枚、放浪者コマ 1個、蜥蜴教団兵士コマ 25個、河民商団兵士コマ 15個、カードスタンド 6個、内容物一覧 1枚[※カードサイズ 63x88mm]
(写真は英語版)
日本語版では新発売となる『そびえる山のいきもの乱記』は、巣穴を拠点とし、森林中に掘り巡らせたトンネルを使って奇襲する「地底公領」、敵の支配地域に兵士を派遣し、爆破・強奪・襲撃を仕掛ける「黒烏結社」を追加。こちらも最大6人までプレイできるようになる。さらに新マップとして、渡し舟を使って移動する「湖」、封鎖された道を拓くことで移動の選択肢を増やしたり、矢倉を構えた峠を支配することで得点ボーナスを得る「山岳」が入っている(プレイするためには基本セットが必要)。
内容物、入門ルールブック 1冊、レギュラー版拡張ルールブック 1冊、マップ(両面) 1枚、派閥ボード 2枚、巣穴ボード 1枚、臣下カード 9枚、派閥概要カード 2枚、市場タイル 3枚、堡塁タイル 3枚、陰謀トークン(予備含む) 16個、トンネルトークン 3個、VP マーカー 2個、関係マーカー 4個、封鎖路マーカー 6個、地底公領兵士コマ 20個、黒烏結社兵士コマ 15個、渡し舟コマ 1個、矢倉コマ 1個、冠コマ 9個、内容物一覧 1枚、ダイス2個、[※カードサイズ 63×88mm]
(写真は英語版)