アーティストを発掘してギャラリーを有名に『ギャラリスト』日本語版、5月1日発売

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ふるりん本舗は5月1日、『ギャラリスト(The Gallerist)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・V.ラセルダ、イラスト・I.オトゥール、1~4人用、13歳以上、60~150分、15840円(税込)。

ギャラリー(画廊)の運営者として才能あふれるアーティストを発掘し、世界中から顧客を集めるゲーム。新進気鋭のポルトガル人デザイナー・ラセルダ(『カンバンEV』)の作品で、キックスターターなど3つのクラウドファンディングを経て、2015年にイーグル・グリフォンゲームズから製品化された。ゴールデンギーク賞で4部門(大賞、ボードゲーム、ソロゲーム、アートワーク部門)にノミネートされている。

自分の手番には、ボード上の4つのアクションスペースのうち1つにギャラリストを置き、そこでできる2つのアクションをのうち1つを選ぶ。新しいアーティストを発掘したり、作品を購入したりできる「アーティスト・コロニー」、品を(うまくいけばもっと高い値段で)販売したり、アーティストと契約を結んだりすることができる「ディーラー・オフィス」、アシスタントを募集したり、発掘したアーティストの市場価値をアピールしたりする「メディアセンター」、世界の著名な作品を競り落とす「インターナショナルマーケット」がある。

ギャラリストが別のアクションスペースに移動する際にアシスタントを置いていくことができ、そのスペースを他のギャラリストが使うと、その場所のアクションができる。

さらに、自分の手番中には入場チケットを使って訪問者(VIP、投資家、アートコレクター)を自分のギャラリーに移動させれば影響力やお金をもたらし、アシスタントを契約カードのボーナススペースに配置してボーナスを有効にしたりできる。

最後の得点計算では、獲得した絵画、自分のアシスタント、自分自身の評判や影響力、そして隠れたキュレーターやアートディーラーのカードの条件達成によりボーナスを得て、所持金を競う。

選択肢は多くないが順番が重要。あれをやる前にこれをやりたいが、これをやる前にはあれをやりたいと悩みは尽きず、戦略性を問われるゲーマーズゲームとなっている。

ゲームで登場する作品には、絵画、デジタルアート、写真、彫刻で新進気鋭のアーティストの実際の作品を使用。デラックスなボードゲームとなっている。

ふるりん本舗:ギャラリスト日本語版

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