Engamesは3月18日、『キャンバス(Canvas)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.チン&A.ナーガー、イラスト・L.ウェン、1~5人用、14歳以上、30分、4000円(税別)。
画家たちが芸術祭に出展する油絵の出来栄えを競うゲーム。ロード・トゥ・インファミーゲームズ(アメリカ)がキックスターターを経て製品化した。透明カードを重ね合わせるアートワークが注目され、16000人が出資している。
手番には中央に並んだカードから1枚を獲得する。一番右にあるカードは無料で獲得できるが、左にあるカードほどコストが高く、支払ったコストはその手前のカードに置かれる「未選択リソースの価値向上」メカニクスが用いられている。
3枚カードを獲得したら、重ね合わせて絵画を作ることができる。カードは一部透明になっており、重ね合わせることでさまざまな絵画ができる共に、下部に示されたアイコンでその絵画の特徴が決まる。こうして合計3枚の絵画を完成させ、ゲーム開始時に示された今回の目標によって得点を競う。
獲得するカードと、カードを重ねる順番によって出来上がる絵画は無数。油絵調のデザインが美しく、インスピレーションを掻き立てられる作品だ。箱にフック掛けの穴が空いており、壁に掛けて収納できる。
内容物:芸術カード 60枚、キャンバスマット 1枚、リボントークン 100個、パレットトークン 20個、得点カード 12枚、背景カード 20枚、スリーブ 32枚、デッキボックス 1個