アークライトゲームズは9月26日、『クーパー・アイランド(Cooper Island)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.オーデンダール、イラスト・J.インクゴーレム、1~4人用、12歳以上、75~150分、7500円(税別)。
オリジナルはフロステッドゲームズ(ドイツ)から昨秋に発売された作品。デザインは『ラ・グランハ』のオーデンダールで、エッセン・シュピールのスカウトアクションで12位、ギークバズで7位。先日発表されたポルトガル年間ゲーム大賞のファイナリスト5タイトルに入っている。大航海時代、南アメリカ大陸の東沖にあるクーパー島の調査団となって、王の勅令を満足させることを目指す。
島からは放射状に半島が飛び出している。各プレイヤーは自分が上陸した半島を調査し、資源を集め、施設を建てていく。帆船を出して、他のプレイヤーと交流することもできる。領域が拡がるにつれて資源が増え、施設の特殊効果を使ってさらに発展を進める。島の発展に最も貢献していたプレイヤーが勝者だ。
毎ラウンド、タイル配置から始まる。自分の半島に手札の六角形タイルを配置し、木材、食料、石材、金、布が産出される。タイルを重ねることで資源の産出量も増える仕組みだ。その後でワーカープレイスメントでさまざまなアクションを行う。アクションによって資源のコストが必要になるものもある。特徴的なのが帆船を進めるもので、ほかのプレイヤーの半島まで進めればそのプレイヤーが設置したタイルのアクションを行うことができる。
ワーカーを配置し終わったら、食料供給やボーナスなどがあって、次のラウンドに進む。5ラウンドでゲーム終了となり、帆船の進度や達成した王の勅命、建物の得点などの総合得点で勝敗を競う。
たくさんの要素とコンポーネントが詰まったゲーマーズゲーム。今回の日本語版では初版に入っていなかったソロプレイ用ミニ拡張が追加され、1人でも楽しむことができる。
内容物:中央島ボード 1枚、半島ボード 4枚、穴埋めパーツ 5枚、入り江タイル 4枚、プレイヤーボード 4枚、ワーカーボード 4枚、カード 44枚、連結地形タイル 60枚、シングル地形タイル 56枚、小島タイル 24枚、ボートトークン 24個、資源キューブ 100個、建築物コマ(大・小・砦) 20個、一般ワーカー 16個、特別ワーカー 8個、帆船コマ(カッター、ブリッグ) 8個、地図製作者マーカー 4個、港長マーカー 1個、航海日誌トークン 30個、廃墟/彫像トークン 20個、木箱トークン 20個、目標トークン 16個、錨トークン 16個、コイン 24枚、クーパーマーカー 1個、布袋 1個、得点記録表 1冊、ルール説明書 1冊、ソロプレイ用カード 24枚(※カードサイズ:87×56mm)