ケンビルは7月17日、『ネタ・タンカ(Nētā-Tanka)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・H.リガル、イラスト・C.レニュ、1~5人用、14歳以上、60~90分、6300円(税別)。
オリジナルはラ・ボワット・ドゥ・ジュ(フランス)からキックスターターを経て2019年に発売された。北部ネイティブアメリカンの部族を率いて、新しい指導者ネタ・タンカとなるべく技量を競うワーカープレイスメントゲーム。
順番にワーカーを配置し、全員がすべてのワーカーを配置してから解決する『ケイラス』型のシステム。木材や毛皮を手に入れ、住居、トーテムポール、食料供給、民芸品などで勝利点を上げる。
アクションスペースが互いにリンクしており、隣接している2つのスペースの両方に自分のワーカーがあるとボーナスを獲得できる。ほかのプレイヤーとの競合は、アクションスペースだけではなく、このリンクボーナスの早取りでも起こり、優先順位で考えることが増える。
他にも、配置したワーカーが戻らず、次のラウンドで行うアクションが強制的に決まるスペースや、提供される資源数が有限のスペース、マジョリティ対決があるスペースなど、特徴的なアクションスペースがゲームを複層的にする。
配置が複雑になった冬マップ、制限をかけてベストパフォーマンスを目指すソロモードもある。
・ケンビル:ネタ・タンカ 日本語版