クニツィアの陣取りゲーム『バビロニア』日本語版、8月6日発売

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babyloniaJ.jpgアークライトゲームズは8月6日、『バビロニア(Babylonia)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・J.ハッシビ&D.プリート、2~4人用、14歳以上、60分、5400円(税別)。
オリジナルは2019年、ルドノヴァ社(スペイン)から発売された。紀元前7~6世紀、メソポタミア地方で建国された新バビロニアを舞台に、ネブカドネザル2世(紀元前605年~562年)の治世下で、自分たちの部族の反映を目指す。
手番には手持ちの5枚の派閥コマから2~3枚をボードの六角形マスに配置する。ジッグラトや土地タイルにコマを置んだり、都市を囲んだりすると得点が入る。
都市が囲まれたとき、その都市で指定された種類の貴族が周囲にいると得点できるが、連続してつながっていれば全てが得点になるため、ルート構築の要素がある。さらにその都市の周囲で最もコマが多いと都市タイルを獲得でき、ここにはエリアマジョリティの要素もある。さらに手札が増やせるといった特殊能力も用意されており、成長も楽しむことができる。
誰かが手持ちの派閥コマを使い切るか、都市タイルが1枚以下になったらゲーム終了。終盤はルートがうまくつながれば大量得点が生まれるだろう。
クニツィアの名作『チグリス・ユーフラテス』を彷彿とさせるテーマとシステムだが、システムを凝縮してミドルクラスに仕上げた。ほかのプレイヤーのルートを断ち切り、狙った都市で一番になるにはどのような配置が望ましいか、その悩ましさはクニツィアの本領が発揮されている。
内容物:ゲーム盤 1枚、土地タイル 32枚、ジッグラトカード 9枚(60×72mm)、派閥コマ 120個、ジッグラト 5基、スタンド 4台、得点マーカー 4個、ルール説明書 1冊
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