最も不幸な一族になりたい!『グルーム』日本語版、4月25日発売

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ホビーベース・イエローサブマリンは4月25日、カードゲーム『Gloom(グルーム)―不幸な物語と悲惨な結末―』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.ベイカー、イラスト・M.ネフュー&J.S.リーヴス、2~5人用、13歳以上、60分、3600円(税別)。
オリジナルはアトラスゲームズ(アメリカ)から2004年に発売された作品。今回の日本語版は2014年の第二版に基づく。ほかにクトゥルフ、フェアリーテール、マンチキン、宇宙版も発売されている。社会に適応できず人間嫌いな一族のキャラクターが死亡するまで、できるだけ多くの悲劇を味わわせることを目指すマゾヒスティックなカードゲームだ。
透明なプラスチック製カードを使用し、キャラクターカードに、不幸度が記載された運命カードを重ねていく。上から見えている数値の合計が、そのキャラクターの不幸度になる。ほどよく不幸度が溜まったところで、「時ならぬ死カード」でキャラクターを死亡させ、不幸度を確定させる。
一方、他の一族のキャラクターには幸せで健康的で退屈な人生を送らせる。誰かの操るすべての一族が死亡した時点で、自分の操る一族の不幸度がもっとも高いプレイヤーが勝利。
一風変わったルールと、芸術性の高い古色蒼然としたアートが織りなす独特な世界観が魅力のゲームだ。

(写真は英語版)

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