ホビージャパンは2月中旬、『タリスマン:伝説の勇者たち(Talisman: Legendary Tales)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・ゲームデザイン:M.パルム&L.ツァッハ、イラスト・ツァップ、1~6人用、8歳以上、20~40分、5600円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイできる。
1983年にイギリスで発売されたファンタジーボードゲーム『タリスマン』の世界観に基づく協力ゲーム。『悪魔城への馬車』や『アンドゥ』シリーズを手掛けるパルムとツァッハがデザインし、2018年にペガサスシュピーレ(ドイツ)から発売された。行方不明となった5つの伝説の護符「タリスマン」を、邪悪の軍勢より先に取り戻すべく、探索の冒険を繰り広げる。
5つのアドベンチャーが用意され、全てをクリアしたとき世界は救われる。同じアドベンチャーを繰り返しプレイしても、1回のセッションで複数のアドベンチャーをプレイしてもよい。
各アドベンチャーは六角形のタイルを並べてマップを作り、アドベンチャーシートに従って進める。手番にはダイスを振って移動し、移動先でバッグからチップを引き、敵を倒したりミッションを達成したりする。敵を倒すと財宝チップが手に入り、バッグの内容を強化できる。
バッグの内容は選んだキャラクターによって異なり、また袋に戻すタイミングを自分で決めることができるため引きたいチップと引きたくないチップで悩ましい。ダイスやチップで砂時計のマークが出るたびに時間が進み、指示されたミッションをクリアできないまま時間が最後まで行くと全員の敗北となってしまう。
アドベンチャーシートにはストーリーもあって、タリスマンの世界に浸れる作品だ。
内容物:場所タイル12枚、大判のアドベンチャー・シート5枚、厚紙製のタグ付き布製バッグ7枚、ヒーローキャラクターフィギュア12個(男性版と女性版)、各種トークン195個、特製ダイス1個、ルールブック1部