ホビージャパンは12月下旬、『ユグドラシル年代記(Yggdrasil Chronicles)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:・C.ルフェーヴル、イラスト・M.ダ・シルバ、C.デシャン、1~5人用、14歳以上、90分、6500円(税別)。
ルドノート(フランス)から今秋発売されたばかりの新作。北欧神話の世界を舞台に、黄昏ラグナロクを迎える神々となり、協力して宇宙樹ユグドラシルを守る。
炎の巨人「スルト」や裏切者「ロキ」や世界樹の根を齧る「ニーズヘッグ」などの敵がユグドラシルに攻撃を加えてくる。プレイヤーは「オーディン」や「トール」や「フレイヤ」などのアスガルドの神々の一柱となり、アルフハイムのエルフや英雄エインヘリャルを従え、世界の破滅を防ぐ。
各世界は神話同様に巨大なユグドラシルの木の立体ボード上に存在している。神々は各世界を行き来しつつ、シナリオで記された条件を満たせば成功。1つのシナリオに成功しても、次のシナリオは状況が悪化し、どんどん過酷で挑戦市街のあるものとなっていく。
シナリオは「ラグナロクのサガ」に従い、バルドルの殺害に始まり、最終的にはヴィーグリーズの戦いに続く6つのシナリオで構成される。それぞれの神々がもつ個別の能力や、登場するアイテムや敵の能力などは、北欧神話に基づいており、キャンペーンモードでプレイすることでラグナロクを追体験することができるだろう。
北欧神話の世界観と大胆で美しいコンポーネントが魅力の作品だ。
内容物:立体ゲームボード1つ、5種類の木製コマ44個、小ダイス13個、大ダイス5個、プレイ用カード(44×66mm)96枚、紙製フィギュア19個、神シート7枚、各種トークン49個、サガ・ブック1冊、経験値チャート用紙1冊、ルールブック1冊