アークライトは5月16日、『新ベルサイユ宮殿 ~ルートヴィヒの新たな夢~(The Palace of Mad King Ludwig)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.アルスパッチ、イラスト・J.ボールズ&S.グスタフソン、2~4人、13歳以上、75分、5500円(税別)。
日本語版も発売された『ノイシュヴァンシュタイン城』(2014年)の続編としてベジエゲームズ(アメリカ)から2017年に発売された作品。ノイシュヴァンシュタイン城を築城したバイエルン王ルートヴィヒ2世が呼び寄せた建築家として、ベルサイユ宮殿の再現に挑む。
豪華な調度品を用意し、白亜の石壁を造り上げ、水をたたえた堀で囲み、白鳥たちが羽を休めるような宮殿を王は望んでいる。プレイヤーは建築家となり、皆で1つの宮殿を造り上げていく。さまざまな部屋タイルを配置し、部屋が完成すると報酬を入る。次第に、宮殿は堀で囲まれていき、周囲の堀がつながったとき、宮殿は完成となる。
タイル配置、部屋の報酬、変わったかたちの建造物は『ノイシュヴァンシュタイン城』を引き継ぐが、ゲームは全く別物。競りはなく、ゲーム終了は堀によって視覚的に分かりやすくなっている。お金や得点や特殊能力になるいろいろな色の白鳥トークンのリソースマネージメントがポイントだ。
内容物:一般部屋タイル81枚、階段タイル10枚、広間タイル15枚、王の歓心タイル32枚、お堀タイル94枚、設計図ボード4枚、マーカー160個、白鳥トークン300個、秘密の白鳥トークン15個、スコアシート1冊、庭園ボード3パーツ、ルール説明書1冊