東京都高等学校ボードゲーム連盟発足

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6月3日、中央大学杉並高校において「東京都高等学校ボードゲーム連盟」の設立総会が開かれ、連盟が正式に発足した。中央大学杉並(思考ゲーム研究会)、武蔵(卓上遊戯研究)、日本学園(モノポリー同好会)、朋優学院(ボードゲーム同好会)、堀越の5校が参加し、秋には獨協を加えて6校で選手権大会が開かれる予定となっている。
都内の高等学校におけるボードゲームの普及と発展、競技力の向上や交流を通して、ボードゲーム文化の健全な向上充実と、高校生の健全な育成に資することを目的とした団体。高等学校におけるボードゲーム系クラブの教育的な活動を行う連盟としては日本初となる。
中央大学杉並高校思考ゲーム研究会の主催で2015年から毎年、交流会が開かれており、その中で引率顧問が協議を進めて連盟の発足に至った。相談役としてゲーム研究家の草場純氏、後援としてホビージャパンやアークライトなどボードゲーム関連企業が入り、ポスターのイラストは『放課後さいころ倶楽部』の中道裕大氏が手がけている。
連盟では高校におけるボードゲーム系クラブの設立の相談や、加盟校の募集を行っている。詳しくは下記ウェブサイトにて。
なおこの連盟においてボードゲームとは、東京都高等学校文化連盟に部門が存在するもの(囲碁、将棋)、賭博の連想度合いが強いもの(麻雀、テキサスホールデムなど)、プレイ時間が1時間を大きく超えるもの(大いなる文明の曙、ディプロマシー、TRPGなど)、特定企業への金額的依存度が大きいもの(TCG全般)、ほぼランダム要素で構成されるもの(人生ゲームなど)、学習を目的としたもの(ゲーム化された授業、スクラブルなど)、ジャンルが異なるもの(シミュレーションゲーム、レクリエーションゲーム、競技かるた、謎解きゲームなど)、その他(キャッシュフロー、7つの習慣など)を含まない20世紀以降に作られたボードゲームを想定している。
東京都高等学校ボードゲーム連盟設立準備委員会